サービス #02 防災保全コンサルタント業務

Our Services #02                


 

地震、火山の噴火、気候変動等の自然災害に対して、安心、安全に生活できる環境づくりに貢献いたします。

突然の地震、火山の噴火、気候変動による災害への対応において、私たちの生活を守るために、地物や地形情報(三次元点群データ)の活用や、人工衛星に搭載されたセンサーから得られる情報を組み合わせたシミュレーション技術は、将来の変化を予測する上で重要性を増しています。 未来の街づくりにおいては、次世代と共に考え、自然に配慮した防災対策を施し、住環境の向上に役立てることが重要です。弊社は防災・保全コンサルタントとして、新たな視点からの研究開発を通じて、インフラストラクチャーの保全に貢献していきます。

 

・三次元点群データから構造物の調査診断、シミュレーション

・災害調査及び図面作成

・土木構造物全般の三次元図化

・地形図全般の三次元図化

・土木構造物の三次元図面作成

・土留め・擁壁、トンネル、道路、橋梁、河川・海洋の護岸等の調査、防災計画及びシミュレーション

・3Dハザードマップの作成

 


 

事例紹介1:砂防堰堤(砂防ダム)の三次元点群データ取得

大雨の影響で流れてくる土砂がたまることによって、川底が削られるのを防いだり、勾配をゆるくする役割を果たす砂防堰堤。

豪雨などで崩れた斜面をそのままにしておくと、その後雨が降った際に崩壊が拡大して下流へ土砂が流出するおそれがあり、機能回復の工事が必要になります。

弊社は、工事完了後の砂防ダム点群データをバックパック型LiDARにより取得し、静岡県が過去に取得した航空LPデータとの差分解析を行うことで土量差分を算出、また、PDFの平面図を点群データと重ねて表示するプログラムを作成し、点群ビューアで提供しました。


 

事例紹介2:法面工事の起工測量/出来形測量の実施

急傾斜箇所の法面の吹付け工事を実施する際の起工測量、出来形測量を、バックパック型LiDAR(LiBackpack DGC50)により実施しました。

オリジナル・グラウンドデータの取得により、巻き尺やテープによる計測では時間のかかる面積計測、法面展開図等の作成が実施可能です。