研究開発 ヤマハ発動機、静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター、沼津工業高等専門学校と共同で、静岡県富士市内の森林の状況を計測する実証実験を実施しました。
ヤマハ発動機株式会社
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/0823/fuji-city.html契約
2019年8月27日、日本DMC株式会社は、ヤマハ発動機、静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター、沼津工業高等専門学校と共同で、静岡県富士市内の森林の状況を計測する実証実験を実施しました。この実験は、2019年4月に施行された森林管理法により森林所有者に課せられた義務に対応するための取り組みの一環です。
空からの視点で森林を守る:無人ヘリとLiDARの融合
研究内容
実証実験の概要
実証実験では、ヤマハ発動機の産業用無人ヘリ『FAZER R G2』にレーザー測量システムを搭載し、富士市内の森林約20ヘクタールの地形、樹木の密度や並び、本数・幹の直径を測定しました。日本DMCは、ドローン写真点群計測及びGNSS/SLAMバックパック型LiDARを用いたプロット調査を実施。また、沼津高専学生等により従来の計測方法による実測を行いました。これらのデータを比較し、森林管理におけるデータの精度と効率性を評価し、最適な管理手法を富士市に提案しました。
日本DMCの役割
日本DMCは、GNSS/SLAMバックパック型LiDARを用いたプロット調査を行い、UAV搭載型レーザーと従来の実測データを比較しました。この比較により、森林管理におけるデータの精度と効率性を評価し、最適な管理手法を富士市に提案しました。
日本DMCの技術と貢献
日本DMCは、空間情報技術を駆使して、わが国が抱える自然災害への備えや森林管理の課題解決に取り組んでいます。三次元点群データを基盤とする情報共有システムを開発し、安全で豊かな生活環境の創造に貢献しています。
日本DMCの未来への展望
日本DMCの技術と取り組みを通じて、安全で豊かな生活環境の創造に貢献する姿勢を伝えています。
共同研究先
- 共同研究先名
- ヤマハ発動機株式会社
- 所在地
- 〒438-8501 静岡県磐田市新貝2500